[ 投稿:2017-10-20 10:13:28 ]
熱中症対策の塩分撮りすぎに注意
最近では熱中症への意識もだあいぶ高まり、熱中症対策の塩分補給ドリンクや、塩分を含んだキャンディなどが数多く販売されています。実際に購入したことがある方は多いでしょう。私もいくつか試してみたことがあります。
しかし、ここで注意すべき点は、基本的に塩分補給は汗をかいていない限り必要ないということです。室内でも熱中症にはなりますが、汗をかかければ塩分不足には陥りません。
ですから、例えば空調の効いたオフィスや学校などで「予防」として塩分補給を行うのは適切ではないのです。
むしろ必要以上の塩分を摂りすぎることによる弊害が心配です。熱中症対策の塩分補給飲料・食品1種ごとに1gの塩分補給されるとします。厚生省の水王する1日の塩分量は男性は8g未満、女性は7g未満とされていますが、日本人は塩分過多の傾向にあり、この基準値をオーバーしていることが多いのです。そこにさらに1g追加してしまうことになります。
高血圧症の治療には減塩が必須ですので、血圧が気になる方は特に注意が必要です。
熱中症対策飲料・食品は「汗をかく」ことが前提です。ただの水分とミネラル補給なら、カフェインが入っていないために利尿作用がなく、かつミネラル豊富な麦茶が適しています。
夏に麦茶を飲むのは、理にかなった風習なのですね。
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[ 投稿:2015-09-02 15:02:50 ]
経口補水液はかなり使える!?
この夏、OS-1というペットボトルの水を薬局などでよく見かけました。ラベルには「経口補水液」と書かれていますが、「普通に水を飲むのも経口補水じゃないの?」なんて、ちょっと思いながら見ていました。
ところがこの経口補水液、医学的にかなり「使える」らしいです。というのも、熱中症や脱水症状のときに病院で点滴されるのは「生理食塩水」いわゆる「生食」ですが、経口補水液は点滴の生食とほとんど同じ効果と即効性があるそうです。
むしろ針を刺して血管に直接点滴する生食よりも、経口補水液のほうが「万が一の事故」がないぶん、安全でオススメだとか。それに経口補水液は自分で用意しておけば、救急車が来るまで待たなくてもいいですしね。
「飲む点滴」は以前からありましたが、飲みづらくてどうしようもなかったとか。OS-1も「おいしくない」とは聞きますが、それでも昔の「飲む点滴」と比べたら飲みやすさは段違いだそうです。
今後、熱中症で倒れた人が出たら、救急車を呼ぶ前にまず経口補水液ということを覚えておくと、助かる命が増えるかもしれないとのことでした。
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[ 投稿:2015-06-03 15:26:04 ]
屋内でも熱中症になる危険がある
熱中症になるというと、日差しの強い昼間の屋外というイメージがあると思いますが、屋内でも熱中症になる事はあります。
商業施設等ではクーラーが効いているいるのであまり考えにくいですが、自宅に居る時に少しくらいだし節電になるからとクーラーをつけないでいると、自宅で倒れてしまう危険性があります。
また、日中家を留守にする方の部屋は昼間に窓から差した光により、部屋の中が温められたまま逃げ場がない状態が続いて屋外より暑くなっている事があります。
暑い屋外から入ってくる事によって、それに気付かず窓を開けても外気温が高く、風が通らない部屋であれば室温は下がらないので、危険な状態となります。
そして、この室内の熱中症は特に老人に多いと言われています。年齢を重ねると温度に鈍感になる為、暑さに気付かず対策をしないまま部屋にいて体調を崩すのです。家族のいる場合はまだ良いですが、一人暮らしのお年寄りがそんな状況になってしまうと、倒れたりしても発見が遅れてしまい、重篤な症状になってしまう恐れがありますよね。
家に帰ってきた時にすぐに温度がチェック出来る様に、室内には温度計を設けてみるのも熱中症対策のひとつと言えますので、是非試してみて下さい。
[ 投稿:2015-03-12 11:21:57 ]
熱中症にかかりにくい服装を選ぼう
春になると日照時間が長くなり、気温も徐々に上がって行きます。
熱中症といえば夏のイメージがありますが、そのリスクは5月頃から高まるといわれていますから、しっかりと対策をするようにしましょう。
特に、春には衣替えがありますから、熱中症にかかりにくい服装を選ぶように心がけましょう。その際のポイントとなるのは、ずばり“熱を貯めない”ことです。
身体に熱を貯めないためには、服装の通気性と速乾性が大切になってきます。そのため、通気性があり速乾性もある、綿や麻などの素材の服を選ぶといいとされています。また、服装に全体としてゆとりを持たせるようにすると、より通気性を高めることができていいです。
色も、できるだけ明るいカラーを選ぶといいです。おすすめは“白色”になります。黒などの濃い色は吸熱性が高いですから、できるだけ避けたほうが無難と言えます。
春物・夏物はこれから購入される方も多いと思いますから、以上のポイントを抑えて、熱中症にかかりにくい服装を選ぶようにしてみてください。
[ 投稿:2014-12-04 22:12 ]
熱中症は予防が一番大事
熱中症は重症化すると、命を落とす可能性があります。
ですから、周りの人が熱中症にかかってしまった時には、その症状の進行を食い止めることが重要になりますから、「応急処置」が大事とされているのです。
しかし、本当に大事なのは、熱中症に掛からないように個々人が予防を心がけることになります。誰もが、自分だけは大丈夫と思わずに、自分だけは掛からないようにしようと工夫することが、熱中症を避けるための何よりの策になるのではないでしょうか。
では、熱中症を予防するための工夫としては、何をすることが出来るでしょうか。
一つに、体調管理があります。熱中症は寝不足であったり、栄養不足であったりすると掛かりやすくなりますから、体調を整えてあげることが重要になります。
他にも、その日の暑さを確認しておくことも大事です。インターネットで調べれば、[WBGT]という暑さの指標を確認することができますから、これに合わせて服装を調整したり、飲み物を準備しておくようにすると良いかもしれません。
[ 投稿:2014-11-20 21:08 ]
運動会は熱中症にかかりやすい?
熱中症になることを懸念して、運動会は秋口に開催されることが多いですね。しかし、秋に行われるからといって安心していると、思わぬところで足を掬われることになるかもしれません。
なぜなら、秋口というのは日差しが穏やかであっても、気温からみれば決して低くはないからです。しかも、運動会は熱中症にかかりやすいイベントですから、秋口に開かれる運動会の熱中症リスクというのは決して低くないのです。
運動会のようなスポーツイベントでは、大量の汗をかくために、水分と塩分が不足しがちです。このような状態になると、発汗がうまくいかなくなりますから、体温が徐々に上昇していき、熱中症にかかってしまうわけです。
そのような状態にさせないためにも、運動会に参加する子どものご家族は、休憩時間中にでも、水分補給と塩分補給をしっかりとさせるようにするのが重要です。
また、長時間に渡って、野外で運動会を観戦する”ご家族”の方も、実は熱中症に掛かってしまうリスクがありますから注意が必要です。観戦する際には、帽子をかぶるなどして直射日光を浴びないようにしたり、体を冷やせるようなアイテムを用意しておくなど、何か工夫をするといいでしょう。
ともかく、運動会で熱中症にかからないためには、ご家族の方が率先して熱中症対策を行うことが重要になります。
[ 投稿:2014-11-09 22:59 ]
応急処置が命運を分ける!?
「熱中症」は症状が進行するにつれて、命に関わる危険性が高くなります。
ですから、「熱中症」ではとにかく”応急処置”が大事になるのです。応急処置は適切に行えば、症状の進行を抑えたり、回復に向かわせたりすることが出来ます。重度の症状の場合だと、救急車到着までの間に、応急処置が効果的に行われているかどうかが命運を分けてきます。
では、実際に応急処置ではどのようなことをすればよいのでしょうか?
応急処置では、症状にあわせた処置が大切になってくるのですが、基本的な処置には以下の4つのことがあります。
はじめの2つは、水分と塩分を補給させることです。熱中症の多くは汗の掻きすぎによる、脱水症状によって引き起こされます。ですから、汗によって抜けてしまった水分と塩分を補給してあげるのです。そうすることで、再び体温の調節機能が働いてきます。
もう一つは、体を冷やすことです。こちらも基本中の基本となります。
熱中症と疑われる人がいた場合は、まずはじめに、涼しい場所に連れて行って休ませてあげることが大切になります。また、症状が重く、体温が下がらない場合には濡れタオルを当てるなどして体を冷やすことも必要になってきます。
そして最後は、救急車を呼ぶことです。熱中症は重症化してしまった場合、例え、応急処置を適切に行ったとしても回復しないことがあります。ですから、容態が危険だと判断した場合には、迷わず救急車を呼ぶことが大切です。
[ 投稿:2014-11-03 23:04 ]
そもそも、熱中症とは?
熱中症はよく、日差しが強いことによって発症する“日射病”と混同されることがあります。しかし、熱中症と日射病は全くの別物です。
そもそも、熱中症というのは、高温高湿の環境下において、汗をかいたり、体温が上昇したりすることによって発症する諸症状のことをいいます。ですから、熱中症というのは暑さに対して、日射病よりも更に広い枠組みで扱ったものといえるのです。
では、暑さで具合が悪くなれば、全部“熱中症”と呼ばれるのかと言えば、それも違います。熱中症は該当する症状の範囲が広いために、症状の進行度によって、4つに分類されているのです。
軽度の症状とされるものには「熱失神」「熱けいれん」、中等度の症状とされるものには「熱熱疲労」、そして最も重い症状とされるものには「熱射病」があります。この中でも、軽度の症状とされるものは、十分に水分と塩分を補給して、涼しいところで休ませれば回復させることが可能です。
しかし、中等度まで症状が進行してしまうと、応急処置をしたとしても病院での治療が必要になってきます。また、重度になった場合には、すぐさま救急車を呼ぶ必要があり、処置が遅れると最悪の場合死に至ることもあります。
ともかく、こうした熱中症にならないためには、体温を上げすぎないこと、そして水分と塩分の不足に気をつけることが重要です。いついかなる時でも、熱中症の基本を思い出し、熱中症のリスクがないかどうかを、正確に判断することが求められます。
[ 投稿:2014-10-31 20:27 ]
熱中症のリスクは、あらゆるところに
熱中症と聞いて、恐らく、あなたは真夏の光景を想像するのではないでしょうか。
熱さを直に感じるような強い日差し、むせ返るような湿気。
当たらずも遠からず。こんなイメージを持っているのではないでしょうか。
確かに、真夏と呼ばれる8月には、熱中症で運び込まれる患者が多くなります。マスメディアでも、そのことが大々的に取り上げられますから、ますます記憶に残りやすいですね。その為、熱中症と言えば“夏特有の症状”と思われがちです。
ですが、実際は違います。熱中症は“一年を通して起こる可能性のある症状”なのです。気温の落ち着いた秋や冬であったとしても、条件さえ整えば十分に起こりえます。
つまり、熱中症のリスクは、あらゆるところに存在しているのです。
しかし、ここで熱中症が冬に起こるはずがないと思う人がいるかもしれません。
なぜなら、初めに確認したように“熱中症には強い日差しがつきもの”だと、認識されているからです。でも、これも間違いになります。
熱中症というのは、体温に起因する症状であり、日差しが強いことは要因でしかありません。ですから、日差しの届かない室内であっても、高温と高湿であれば熱中症にかかることがあります。
熱中症は、ときには命に関わる病気です。毎年、少なからずの人が熱中症で命を落としています。そんな危険な熱中症の落とし穴に、足をすくわれない為には、熱中症のことを正しく理解するしか方法はないのです。