[ 投稿:2014-11-09 22:59

応急処置が命運を分ける!?

「熱中症」は症状が進行するにつれて、命に関わる危険性が高くなります。

ですから、「熱中症」ではとにかく”応急処置”が大事になるのです。応急処置は適切に行えば、症状の進行を抑えたり、回復に向かわせたりすることが出来ます。重度の症状の場合だと、救急車到着までの間に、応急処置が効果的に行われているかどうかが命運を分けてきます。

では、実際に応急処置ではどのようなことをすればよいのでしょうか?

応急処置では、症状にあわせた処置が大切になってくるのですが、基本的な処置には以下の4つのことがあります。

はじめの2つは、水分と塩分を補給させることです。熱中症の多くは汗の掻きすぎによる、脱水症状によって引き起こされます。ですから、汗によって抜けてしまった水分と塩分を補給してあげるのです。そうすることで、再び体温の調節機能が働いてきます。

もう一つは、体を冷やすことです。こちらも基本中の基本となります。

熱中症と疑われる人がいた場合は、まずはじめに、涼しい場所に連れて行って休ませてあげることが大切になります。また、症状が重く、体温が下がらない場合には濡れタオルを当てるなどして体を冷やすことも必要になってきます。

そして最後は、救急車を呼ぶことです。熱中症は重症化してしまった場合、例え、応急処置を適切に行ったとしても回復しないことがあります。ですから、容態が危険だと判断した場合には、迷わず救急車を呼ぶことが大切です。

TOP